ニュース速報

ワールド

ウクライナ武器供与、米国人7割強が支持 ロシアの核威嚇でも=調査

2022年10月06日(木)15時06分

 10月5日、ロイター/イプソス調査で、米国人の約4分の3が、ロシアが核兵器使用の可能性に言及しても米国は引き続きウクライナを支援すべきと考えていることが分かった。写真はニューヨークで2018年11月撮影(2022年 ロイター/Carlo Allegri)

[ワシントン 5日 ロイター] - 5日公表されたロイター/イプソス調査で、米国人の約4分の3が、ロシアが核兵器使用の可能性に言及しても米国は引き続きウクライナを支援すべきと考えていることが分かった。

それによると、回答者の73%がロシアが核兵器使用に言及してもウクライナ支援を継続すべきと回答。支持政党別では共和党、民主党問わず支援継続を支持したが、民主党の方が81%で、共和党の66%を上回った。

特に、米国がウクライナに武器供与を続けるべきとの回答割合が66%と、8月に行われた類似調査の51%を上回った。

一方、米国がロシアとの核戦争に向かっているのではないかと懸念していると回答した人は58%で、ロシアを攻撃できる長距離兵器がウクライナに供与されると戦争が激化すると懸念している人は66%に上った。

ウクライナ問題は米国と無関係で、米国は関わるべきでないとの回答は35%と、8月の40%から割合が低下した。

11月8日の中間選挙でウクライナへの軍事支援継続を掲げる候補に投票する可能性がより高いとの回答は68%。ウクライナ難民の支援を掲げる候補者に投票する可能性がより高いとの回答は72%だった。

調査は4─5日、オンラインで1005人の米国人に実施。誤差はプラスマイナス4%ポイント。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、国民向け演説で実績強調 支持率低迷の中

ワールド

ドイツ予算委、500億ユーロ超の防衛契約承認 過去

ビジネス

「空飛ぶタクシー」の米ジョビ―、生産能力倍増へ 

ビジネス

ドイツ経済、26年は国内主導の回復に転換へ=IMK
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 5
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 6
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    【銘柄】「日の丸造船」復権へ...国策で関連銘柄が軒…
  • 9
    9歳の娘が「一晩で別人に」...母娘が送った「地獄の…
  • 10
    【人手不足の真相】データが示す「女性・高齢者の労…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 5
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 6
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 9
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 10
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中