エジプト・ギザの教会で火災、少なくとも41人死亡 多くが子ども

　８月１４日、エジプトの首都・カイロ近郊のギザで、コプト教の教会でミサ中に火災が発生し、大勢の礼拝者が出口に殺到、少なくとも４１人が死亡した。写真は犠牲者の葬儀で撮影（２０２２年　ロイター／Mohamed Abd El Ghany）

[カイロ　１４日] - エジプトの首都・カイロ近郊のギザで１４日、コプト教の教会でミサ中に火災が発生し、大勢の礼拝者が出口に殺到、少なくとも４１人が死亡した。死者の大半は子どもだった。

火災は午前９時前に発生。目撃者によると、当時、教会には約１０００人の礼拝者がいたが、火災で出入口がふさがれたため、大混乱に陥ったという。

内務省はその後、教会の電気系統の故障で２階の空調から出火したと発表。煙の吸引が主な死因と説明した。