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仏ワイン生産、今年は回復見通し 干ばつが抑制も
2022年08月09日(火)18時48分
8月9日、フランス農業省は、2022年の同国のワイン生産量は4260万─4560万ヘクトリットルとなり、霜による被害が出た前年から13─21%増加するとの見通しを示した。写真はパリで2021年10月、ブドウを収穫する人たち(2022年 ロイター/Noemie Olive)
[パリ 9日 ロイター] - フランス農業省は9日、2022年の同国のワイン生産量は4260万─4560万ヘクトリットルとなり、霜による被害が出た前年から13─21%増加するとの見通しを示した。一方、深刻な干ばつが生産量を抑制する可能性があるともした。
ヘクトリットルは100リットルで、標準的なワインボトル133本分に相当する。
22年の予想生産量は、5年平均と同等─7%上回る水準。
同省は、霜やひょうの影響を受けた南西部の一部を除き、ほとんどの地域で昨年よりも好条件の天候に恵まれたと指摘した。
「このような状況の中、シャラントを除く全てのワイン産地で、生産量は昨年より増加傾向にある」と報告。「ただし、熱波と干ばつが収穫期まで続くと、増加が抑制される可能性がある」とした。
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