ニュース速報

ワールド

国連人権高等弁務官、新疆ウイグル自治区訪問へ=中国国連大使

2020年02月27日(木)10時20分

2月26日、中国の張軍・国連大使は、バチェレ国連人権高等弁務官(写真)が今年中国を訪問し、新疆ウイグル自治区にも足を運ぶとの見通しを示した。ジュネーブで24日撮影(2020年 ロイター/Denis Balibouse)

[ジュネーブ 26日 ロイター] - 中国の張軍・国連大使は26日、バチェレ国連人権高等弁務官が今年中国を訪問し、新疆ウイグル自治区にも足を運ぶとの見通しを示した。

張氏は国連人権高等弁務官事務所で発言し、「訪問の詳細を調整するため、バチェレ氏の事務所と緊密に作業を進めている」とした。

バチェレ氏はこれまで中国に対し、国連による同自治区の調査を認めるよう繰り返し要請。昨年6月の弁務官事務所の会議で、張氏はバチェレ氏の訪問を期待すると述べていたが、交渉は行き詰まっていた。

同事務所のコメントは得られていない。

国連の専門家と活動家らは、新疆ウイグル自治区の抑留センターにウイグル族その他のイスラム教徒、少なくとも100万人が拘束されているとみている。これに対して中国は、センターはテロや過激な行動を撲滅し、職能訓練を与える施設だと主張している。

張大使は、この措置によって治安が著しく改善し、センターを卒業した「トレイニー」らが安定した職を得られるようになったとし、同自治区を巡る「根拠のない主張」は受け入れられないと述べた。

人権団体はロイターに対し、バチェレ氏の訪問は中国側が管理する形とせず、独立性と信頼性が確保されるべきだとの考えを示した。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、新START失効容認を示唆 中国の参加

ワールド

韓国大統領、13─14日に訪日=メディア

ビジネス

メキシコCPI、12月は予想下回る コアインフレは

ワールド

ベネズエラ、外国人含む囚人釈放へ 国会議長表明
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 5
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 6
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 7
    トランプがベネズエラで大幅に書き換えた「モンロー…
  • 8
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 9
    マドゥロ拘束作戦で暗躍した偵察機「RQ-170」...米空…
  • 10
    「ショックすぎる...」眉毛サロンで「衝撃的な大失敗…
  • 1
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 7
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 8
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 9
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 10
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 8
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中