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新型ウイルス、あす閣議で「指定感染症」に 公費で医療可能=安倍首相

2020年01月27日(月)13時24分

1月27日、安倍晋三首相(写真)は衆院予算委員会で、新型コロナウイルスを感染症法上の「指定感染症等」に指定すると述べた。国会で20日撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 27日 ロイター] - 安倍晋三首相は27日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスを感染症法上の「指定感染症等」に指定すると述べた。あすの閣議で指定する。感染者に対し、入院措置や公費による適切な医療を行うため。福井照委員(自民)への答弁。

また「(中国)武漢市内の閉鎖が進んでいることから、中国政府との調整を加速させ、チャーター機などあらゆる手段で希望者全員を速やかに帰国させる」と述べた。

梶山弘志経済産業相は同日、経済産業省内で記者団に対し「政府一丸となって邦人の速やかな帰国に努力している」と述べた。そのうえで「日本貿易振興機構(ジェトロ)や日本商工会のネットワークとの連携によって、日系企業の社員の滞在状況や出張者、帰国希望などの情報をできるだけ把握して、全体の計画に役立てていきたい」と述べ、中国関連企業への協力も求めた。

*内容を追加しました。

(竹本能文 清水律子)

ロイター
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