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ペルー新首相にビジャヌエバ氏、野党は閣僚人事を評価

2018年04月03日(火)14時05分

 4月2日、クチンスキ前大統領の辞任に伴い3月に就任したペルーのビスカラ大統領は、新内閣を発足させ、野党議員のセサル・ビジャヌエバ氏を首相に任命した。リマで新内閣閣僚と就任セレモニーに出席する同大統領(中央)(2018年 ロイター/Guadalupe Pardo)

[リマ 2日 ロイター] - クチンスキ前大統領の辞任に伴い3月に就任したペルーのビスカラ大統領は2日、新内閣を発足させ、野党議員のセサル・ビジャヌエバ氏を首相に任命した。野党は、行政と立法の関係改善に寄与するとして閣僚人事を歓迎する姿勢を示している。

新閣僚は官僚や政治家、民間の専門家で構成される。ビジャヌエバ氏はクチンスキ前大統領の罷免決議案を主導した。

クチンスキ前政権は国会や国会多数派の野党「フエルサ・ポプラル」との対立に悩まされた経緯がある。

フエルサ・ポプラルの議員はこれまでのところ閣僚人事を歓迎する姿勢を示しており、とりわけビジャヌエバ氏の任命については評価する声が聞かれる。

このほか、経済界からはエネルギー・鉱山相にフランシスコ・イスモデス氏を、経済・財務相にダビド・トゥエスタ氏を、それぞれ起用した。

ロイター
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