NY外為市場=米当局がレートチェック、155.66円と4週ぶり円高・ドル安水準
米ドル、ユーロ、ポンドの紙幣。2025年5月撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[ニューヨーク 23日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では荒い値動きの中、円が対ドルで急伸し、終盤の取引で155.66円と、約4週間ぶりの水準まで円高・ドル安が進んだ。円の突発的な急伸は少なくとも2回発生し、当局が為替介入の前段階となる「レートチェック」を実施したとの見方が広がっていた中、米ニューヨーク連銀が正午ごろにドル/円のレートチェックを実施したことが関係筋の話で分かった。
関係筋によると、NY連銀はドル/円相場を巡り一部カウンターパーティーに対しレートチェックを行った。NY連銀が米財務省の財務代理人として対応したという。
ドル/円は中盤の取引で157.50円近辺で取引されていたが、終盤の取引で155.66円まで下落。その後は155.85円で推移している。
日銀が23日の金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決定し、植田和男総裁がその後の記者会見で追加利上げに積極姿勢を示さなかったことで、円相場は東京市場の取引で急落。ただその後、数分間のうちに157円前半まで円相場が急騰するなど、値動きの荒い展開になっていた。
バノックバーン・キャピタル・マーケッツのチーフマーケットストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は「新たな材料が乏しい中、根底にある弱気ムードと介入警戒感以外、相場が動く要因は見当たらない」と指摘。市場では介入が引き続き警戒されているが、当局は銀行に対するレートチェックを行ったのみで、実際の介入は実施されていないとの見方が大勢となっている。
シルバー・ゴールド・ブルの外替・貴金属リスク管理ディレクター、エリック・ブレガー氏は「週末を控え状況を十分に把握できていないという不透明感の中、相場は神経質に反応している」との見方を示した。
終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は97.571。ユーロ/ドルは0.5%高の1.181ドル。
ドル/円 NY午後4時 155.81/155.83
始値 158.13
高値 158.33
安値 155.65
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1820/1.1822
始値 1.1737
高値 1.1831
安値 1.1733
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