米ITA支援の外国政府調達契約、25年は前年比3倍
米カンザス州の航空機生産施設で2024年12月撮影 REUTERS/Nick Oxford
David Lawder
[ワシントン 23日 ロイター] - 米国商務省国際貿易局(ITA)は23日、ITAの支援により米企業が2025年に結んだ外国政府調達契約が総額2440億ドルと、前年の約3倍と増えたと発表した。航空機大手ボーイングの旅客機受注が大幅に増加したことが寄与した。
契約件数は121件。トランプ政権が交渉した貿易協定における外国側の支出約束も追い風になったとしている。米国からの輸出分として約2060億ドルが含まれ、国内で約84万4000人の雇用を支えると説明した。
バイデン政権最終年の24年は870億ドル、新型コロナ禍の21年は170億ドルだった。
25年の急増は、ボーイングの旅客機純受注が1075機と、前年の377機から大幅に伸びたことによる。ボーイングの25年の受注は過去6番目の高水準で、7年ぶりに欧州のエアバスを上回った。
トランプ政権が公表した試算によると、ITAが支援した25年の契約のうち、ボーイング機とGEエアロスペースのジェットエンジン販売が2150億ドルを占め、輸出額は1870億ドルだった。
これには大韓航空との500億ドル相当の取引も含まれる。これは関税率引き下げと3500億ドル規模の投資を含む韓国との貿易・投資協定の一環として発表された。
ITAの報道官によると、商務省の集計には署名済み契約のみが含まれる。このため、マレーシアやバングラデシュなど各国が貿易交渉の一環として昨年発表したボーイング機の暫定購入合意の多くは、契約が正式に締結されれば26年に計上される見込み。
ITAによると、25年の外国政府調達契約には、防衛部門の契約100億ドル、エネルギー部門の契約70億ドル、人工知能(AI)、サイバーセキュリティー、フィンテック、ヘルスケアを含むテクノロジー部門の契約34億ドルも含まれる。
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