NY外為市場=ドル一時6週ぶり高値、失業保険申請が予想外に減少
ドル、ユーロ、ポンドの紙幣。2017年4月撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[ニューヨーク 15日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが6週間ぶりの高値を更新した。この日発表された米新規失業保険週間申請件数の内容を受け、連邦準備理事会(FRB)が今後数カ月にわたり金利を据え置くとの見方が強まった。
米労働省が発表した新規失業保険申請件数は前週比9000件減の19万8000件と予想外に減少した。ただ、年末年始の季節変動に対するデータ調整の難しさを反映している可能性があるとの見方もある。
DRWトレーディングのストラテジスト、ルー・ブライエン氏は同申請件数が「レンジの下限にある」とし、市場参加者は「ポジションを若干調整しており、それがドルの押し上げ要因となっている可能性がある」と述べた。
雇用関連データの改善や、FRB当局者のインフレ高止まりを巡る懸念から、フェデラルファンド(FF)金利先物市場はFRBによる次回利下げは6月の連邦公開市場委員会(FOMC)になるとみている。
シカゴ地区連銀のグールズビー総裁はこの日、雇用情勢の安定を示す十分な証拠が得られる中、FRBはインフレ抑制に注力する必要があるとの考えを示した。
主要通貨に対するドル指数は0.24%高の99.31。一時99.49と、昨年12月2日以来の高値を付けた。
円は対ドルで0.02%安の158.48円。
高市早苗首相は14日午後、自民党の鈴木俊一幹事長、連立を組む日本維新の会の吉村洋文代表らと首相官邸で会談し、今月23日召集の通常国会の早期に衆議院を解散する方針を伝えた。
TDセキュリティーズのアレックス・ルー氏率いるアナリストは報告書で、高市氏の自民党が衆議院で過半数を握れば、円はさらに弱含む可能性が高いとの見方を示した。
ユーロは0.25%安の1.1613ドル。一時、昨年12月2日以来の安値となる1.1592ドルまで沈んだ。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは2.18%安の9万5384ドル。
ドル/円 NY午後3時 158.51/158.55
始値 158.56
高値 158.87
安値 158.42
ユーロ/ドル NY午後3時 1.1613/1.1614
始値 1.1630
高値 1.1634
安値 1.1594
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