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米オキシデンタル、第3四半期利益は予想上回る 生産拡大で

2025年11月11日(火)12時39分

アラブ首長国連邦のアブダビで開催された年次エネルギー産業イベント、アブダビ国際石油博覧会・会議(ADIPEC)で、オキシデンタル・ペトロリアムのロゴの前を歩く男性。2025年11月3日撮影。REUTERS/Amr Alfiky

Vallari Srivastava

[10日 ロイター] - 米石油・ガス大手オキシデンタル・ペトロリアムが10日発表した2025年第3・四半期決算は、調整後1株利益が0.64ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の0.52ドルを上回った。原油価格の軟調を生産増で補った。

オキシデンタルは昨年8月に120億ドルで買収した米シェール生産のクラウンロックが寄与したと説明。第3・四半期の世界生産量は平均日量146万石油換算バレルと、前年同期の同141万バレルから増加した。

第3・四半期の原油の実勢価格は前年同期の1バレル=75.33ドルから 同64.78ドルに下落した。

第4・四半期の生産量は日量144万─148万バレルと予想した。アナリスト予想は同144万バレル。

オキシデンタルは先月、化学部門オキシケムを著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイに97億ドルで売却。これは数年にわたる高額買収後の債務削減に向けたオキシデンタル史上最大の事業売却となった。

第3・四半期に13億ドルの債務を返済。9月30日時点での長期純債務は208億5000万ドルだった。

ロイター
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