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スイス高級時計メーカーの株価が下落、トランプ関税巡る懸念で

2025年08月04日(月)19時41分

4日の株式市場でリシュモンやスウォッチなど、スイスの高級時計メーカーの株価が不安定な値動きとなっている。ジュネーブで開かれた展示会で昨年4月撮影(2025年 ロイター/Pierre Albouy/File Photo)

Isabel Demetz

[4日 ロイター] - 4日の株式市場でリシュモンやスウォッチなど、スイスの高級時計メーカーの株価が不安定な値動きとなっている。トランプ米大統領がスイスからの輸入品に39%の関税を課すと表明したことが背景にある。

スイスの高級時計はスイスフラン高と世界的な需要の減退により既に圧力を受けている。今年の時計輸出は新型コロナのパンデミックで落ち込んだ2020年以来の低水準になると見込まれている。

フォントベルのアナリスト、ジャンフィリップ・ベルチー氏は、「米国の関税が39%のままなら、スイスの多くのブランドにとって壊滅的な打撃となる恐れがある」と述べた。

リシュモンの株価は一時3.4%、スウォッチは株価は5%下落した。0906GMT(午後6時06分)時点では共に約1%まで下げ幅を縮小しており、ベルチー氏はスイスが関税を巡る交渉でより良い条件を引き出せるという期待を反映していると分析した。

スイスの時計業界団体によると、米国は最大の海外市場であり、スイスの時計輸出額約44億フランの16.8%を占めている。

ジェフリーズのアナリストによれば、リシュモンは2025年の売上高の32%を時計部門が占めたが、米国向けは総売上高の10%弱にとどまる。一方、スウォッチは24年の売上高の18%を米国向けが占めた。

ロイター
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