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S&P、楽天Gの長期格付けをBBに格下げ 見通しはネガティブ

2022年12月22日(木)04時52分

 12月21日、S&Pグローバル・レーティングは、楽天グループの長期発行体格付けをBBプラスからBBに、劣後債格付けをBプラスからBにそれぞれ1段階引き下げ、クレジットウオッチを解除したと発表した。写真は2019年5月撮影(2022年 ロイター/Sam Nussey)

[東京 22日 ロイター] - S&Pグローバル・レーティングは21日、楽天グループの長期発行体格付けをBBプラスからBBに、劣後債格付けをBプラスからBにそれぞれ1段階引き下げ、クレジットウオッチを解除したと発表した。長期発行体格付けのアウトルックは「ネガティブ」とした。

S&Pは格下げ判断について、モバイル事業の業績改善の遅れと設備投資の増加で非金融事業のフリーオペレーティングキャッシュフロー(FOCF)の大幅な赤字が2023年12月期も続くとみていることに基づくと説明。FOCFの赤字を補うための非負債性資金の調達が今期中はわずかな額にとどまり、非金融事業の財務内容が大幅に悪化する見通しであることも考慮したとしている。

S&Pの長期発行体格付けでは、BB以下は投機的要素が強いとみなされるが、BBは投機的水準の中では投機的要素が最も低い。BBB以上は投資適格に相当する。

ロイター
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