ニュース速報

ビジネス

米航空局、デルタ航空にNY・ワシントン3空港発着枠義務を一時免除

2022年08月15日(月)14時32分

 8月12日、米連邦航空局(FAA)は、米デルタ航空が求めていた空港発着枠の最低順守義務の一時的免除を認めると発表した。写真はデルタ航空の飛行機。ニューヨークの空港で7月撮影(2022年 ロイター/Andrew Kelly )

[ワシントン 12日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)は12日、米デルタ航空が求めていた空港発着枠の最低順守義務の一時的免除を認めると発表した。対象空港はニューヨークのラガーディア空港とケネディ国際空港、ワシントンのレーガン・ナショナル空港。欠航便での顧客への返金か、デルタその他の航空便への予約振り替えを条件とした。免除期間は9月5日まで。

デルタはニューヨークの空港工事や、操縦士や客室乗務員の病欠増加、悪天候や管制業務の遅延を理由とし、最低義務免除を求めていた。航空会社は混雑している空港で発着枠の少なくとも80%をある時間帯に使用しないと、枠を失い得る規定がある。

FAAは「免除を認めることで、デルタが運航スケジュールを組み直し、人員の配置もできるようになり、運航の信頼性向上と旅行者にとっての混乱最小化が実現できる」と表明。デルタは「FAAの承認によって状況改善とサービスの信頼性向上を続けられる」とコメントした。

デルタは既に国内便などの8月までの計画減便を発表している。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ガザ戦争終結へイスラエルに圧力を、ハマス幹部が米国

ワールド

欧州議会選、経済が最大の関心事 移民・戦争も重視=

ビジネス

中国人民銀、5月に金保有の積み増し停止 最高値で購

ビジネス

自動車大手の認証不正問題、ルール守られなかったのは
MAGAZINE
特集:ウクライナの日本人
特集:ウクライナの日本人
2024年6月11日号(6/ 4発売)

義勇兵、ボランティア、長期の在住者......。銃弾が飛び交う異国に彼らが滞在し続ける理由

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    認知症の予防や脳の老化防止に効果的な食材は何か...? 史上最強の抗酸化物質を多く含むあの魚

  • 2

    堅い「甲羅」がご自慢のロシア亀戦車...兵士の「うっかり」でウクライナのドローン突撃を許し大爆発する映像

  • 3

    カラスは「数を声に出して数えられる」ことが明らかに ヒト以外で確認されたのは初めて

  • 4

    我先にと逃げ出す兵士たち...ブラッドレー歩兵戦闘車…

  • 5

    フランス人記者が見た日本の「離婚後共同親権」が危…

  • 6

    公園で子供を遊ばせていた母親が「危険すぎる瞬間」…

  • 7

    ガスマスクを股間にくくり付けた悪役...常軌を逸した…

  • 8

    ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕…

  • 9

    ロシア軍が「警戒を弱める」タイミングを狙い撃ち...…

  • 10

    メディアで「大胆すぎる」ショットを披露した米大物…

  • 1

    ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕の映像が話題に

  • 2

    「世界最年少の王妃」ブータンのジェツン・ペマ王妃が34歳の誕生日を愛娘と祝う...公式写真が話題に

  • 3

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃の「マタニティ姿」が美しすぎる...オフィシャル写真初公開

  • 4

    我先にと逃げ出す兵士たち...ブラッドレー歩兵戦闘車…

  • 5

    認知症の予防や脳の老化防止に効果的な食材は何か...…

  • 6

    カラスは「数を声に出して数えられる」ことが明らか…

  • 7

    「サルミアッキ」猫の秘密...遺伝子変異が生んだ新た…

  • 8

    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「…

  • 9

    アメリカで話題、意識高い系へのカウンター「贅沢品…

  • 10

    堅い「甲羅」がご自慢のロシア亀戦車...兵士の「うっ…

  • 1

    ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕の映像が話題に

  • 2

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 3

    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「回避」してロシア黒海艦隊に突撃する緊迫の瞬間

  • 4

    「世界最年少の王妃」ブータンのジェツン・ペマ王妃が…

  • 5

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々…

  • 6

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃の「マタニティ姿」が美しす…

  • 7

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 8

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 9

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 10

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中