ニュース速報

ビジネス

日経平均は続落、材料乏しく方向感欠く FOMC議事要旨待ちも

2022年05月25日(水)15時45分

 5月25日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比70円34銭安の2万6677円80銭と、続落して取引を終えた。写真は東京証券取引所。都内で2020年10月に撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)

[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比70円34銭安の2万6677円80銭と、続落して取引を終えた。前日の米国市場でハイテク比率の高いナスダックが下落しており、売り優勢で始まったが、その後は下げ渋った。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(5月3─4日開催分)の公表を控え、手掛かりに乏しく方向感を欠いた。

日本株は前日の米国市場でハイテク株安となる中、マイナスでスタートした。一時170円11銭安の2万6578円03銭円に下落した。売り一巡後は下げ渋り、プラスに浮上する場面もあった。時間外取引の米株先物や中国株が小じっかりで推移し、相場を支援した。

ただ、上昇は勢いづかなかった。きょう予定されるFOMC議事要旨の公表や米企業の決算発表を控えて「手控えの口実になりやすい」(国内証券)との声も聞かれた。午後には、日経平均は前日終値を挟んで一進一退となった。

市場では「日本株は特段の売る理由がなく底堅いが、2万7000円付近では戻り売りが出やすい。買い材料もない中で、積極的な売買は手控えられたようだ」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司ファンドマネージャー)との見方が聞かれた。

TOPIXは0.09%安の1876.58ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆7190億5800万円だった。東証33業種では、値上がりは不動産業や海運業、電気・ガス業など18業種で、値下がりはその他製品や水産・農林業、サービス業など15業種だった。

個別では、一部証券会社が投資判断を引き上げた東レがしっかりだったほか、産業革新投資機構(JIC)が買収を検討しているとの一部報道があった東芝は、後場に一段高となった。

東京エレクトロンが小じっかりだった半面、アドバンテストは小安く、半導体装置関連はまちまち。任天堂、ソフトバンクグループは軟調だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが640銘柄(34%)、値下がりは1114銘柄(60%)、変わらずは83銘柄(4%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 26677.80 -70.34 26711.53 26,578.03─26,795.89

TOPIX 1876.58 -1.68 1876.11 1,867.45─1,883.96

東証出来高(万株) 116492 東証売買代金(億円) 27190.58

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

エヌビディア株一時4.8%安、好決算もAI投資巡る

ワールド

米ウクライナ、ジュネーブで高官協議 ロシア特使も現

ワールド

ヒラリー氏、エプスタイン問題巡り「情報なし」 下院

ワールド

キューバ大統領「断固として自国を防衛」と表明、米と
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウクライナ戦争5年目の現実
  • 4
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 5
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 6
    「まるで別人...」ジョニー・デップの激変ぶりにネッ…
  • 7
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 8
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 9
    「IKEAも動いた...」ネグレクトされた子猿パンチと「…
  • 10
    「バカにされてる」五輪・選手村で提供の「アメリカ…
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 5
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 6
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 9
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 10
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中