ニュース速報

ビジネス

アメリカン航空とサウスウエスト航空、第3四半期に大幅損失計上

2020年10月23日(金)00時02分

米航空最大手アメリカン航空グループと米サウスウエスト航空が22日発表した第3・四半期決算はともに大幅な損失を計上した。ニューヨークで昨年3月撮影(2020年 ロイター/SHANNON STAPLETON)

[22日 ロイター] - 米航空最大手アメリカン航空グループと米サウスウエスト航空が22日発表した第3・四半期決算はともに大幅な損失を計上した。ただ、レジャー客の予約状況では新型コロナウイルス禍からの回復の兆しが示され、来月以降の資金流出額は減少すると見込んだ。

一方で、新型コロナ感染症ワクチンが広く利用可能になるまでは、旅客輸送を巡る状況は脆弱と指摘。政府による追加の雇用維持支援策を改めて求めた。

アメリカン航空は、第4・四半期の資金流出額を1日当たり約2500万─3000万ドルと想定。第2・四半期の5800万ドル、第3・四半期の約4400万ドルから減少する。

第3・四半期末の流動性資金は136億ドル。政府から総額75億ドルの支援を確保しているが、流動性を一段と高めるため最大10億ドル規模の株式を市場で売り出す可能性があるという。

第3・四半期決算(9月30日まで)では24億ドル(1株当たり4.71ドル)の純損失を計上。前年同期は4億2500万ドルの黒字だった。営業総収入は119億1000万ドルから31億7000万ドルに減少した。

サウスウエスト航空の純損失は12億ドルと過去最大。政府からの支援は受けていないものの、第3・四半期末の流動性資金は156億ドルとなった。

第4・四半期のコア資金流出額は1日当たり平均で約1100万ドルと予想。第2・四半期は2300万ドル、第3・四半期は1600万ドルだった。

将来的に資金流出に歯止めをかけるためには、第3・四半期の収入を倍化する必要があるとした。

第3・四半期の営業総収入は68.2%減の17億9000万ドルだった。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ米大統領、自身のSNSに投稿された人種差別

ビジネス

アングル:インド「高級水」市場が急成長、富裕層にブ

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、リスク資産反発受け 円は衆

ワールド

トランプ氏、インドへの25%追加関税撤廃 ロ産石油
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近したイラン製ドローンを撃墜
  • 2
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 3
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入った「最強ライバル」の名前
  • 4
    韓国ダークツーリズムが変わる 日本統治時代から「南…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 7
    鉱物資源の安定供給を守るために必要なことは「中国…
  • 8
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 9
    日経平均5万4000円台でも東京ディズニー株は低迷...…
  • 10
    「こんなのアリ?」飛行機のファーストクラスで「巨…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 3
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 4
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 7
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 8
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 9
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 10
    エプスタインが政権中枢の情報をプーチンに流してい…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中