ニュース速報

ビジネス

FRBのバランスシート、初めて5兆ドル突破 新型コロナ対応で

2020年03月27日(金)08時09分

 3月26日、米連邦準備理事会(FRB)のバランスシートが今週初めて5兆ドルを突破した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、債券買い入れや、銀行、ミューチュアルファンド、他国の中央銀行への融資を拡大したことが背景。2019年3月19日、ワシントンで撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)

[26日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のバランスシートが今週初めて5兆ドルを突破した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、債券買い入れや、銀行、ミューチュアルファンド、他国の中央銀行への融資を拡大したことが背景。

FRBが26日公表したデータによると、25日時点のバランスシートの規模は前週から5000億ドル超拡大し、5兆3000億ドルとなった。拡大幅は週間で過去2番目に大きい2008年10月の金融危機時のほぼ倍となった。

新型コロナ対応で打ち出した無制限の量的緩和(QE)の一環として、25日までの週は米国債と住宅ローン担保証券(MBS)を3550億ドル購入。

他国の中銀との通貨スワップ協定に基づき、2000億ドル超の信用供与も実施した。

プライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)向け貸出制度であるプライマリーディーラー・クレジット・ファシリティー(PDCF)を通じた貸し出しは277億ドル。マネーマーケット・ミューチュアルファンド(MMMF)への流動性供給ファシリティーの貸し出しは306億ドルと、新たに導入した両制度にも強い需要があった。

割引窓口(ディスカウント・ウィンドウ)貸出制度を通じた貸し出しは最大508億ドルで、前週の282億ドルから増加。同制度の利用を巡っては不名誉な印象がつきまとってきたが、引き続き利用が拡大している。

*グラフィックは https://reut.rs/2Jeqtae をご覧ください。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日経平均は3日続落で1400円超安、中東警戒ムード

ワールド

豪首相、トランプ氏にイラン戦争の目的明確化を要求 

ビジネス

富士フイルム、発行済み株式の1.1%・300億円上

ビジネス

米司法省、パラマウントのワーナー買収で召喚状 加・
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 2
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度を決める重要な要素とは?
  • 3
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカートニー」を再評価する傑作映画『マン・オン・ザ・ラン』
  • 4
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    【銘柄】東京電力にNTT、JT...物価高とイラン情勢に…
  • 7
    ヒドラのように生き延びる...イランを支配する「革命…
  • 8
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 9
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 10
    カタール首相、偶然のカメラアングルのせいで「魔法…
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 4
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 9
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中