ニュース速報

ビジネス

コマツが営業益予想を下方修正、中国などの需要減と為替見直し

2019年10月30日(水)18時31分

 10月30日、コマツは2020年3月期の連結業績予想(米国会計基準)を下方修正した。写真は2013年1月、都内で撮影(2019年 ロイター/Shohei Miyano)

[東京 30日 ロイター] - コマツ<6301.T>は30日、2020年3月期の連結業績予想(米国会計基準)を下方修正した。連結営業利益予想は3370億円から2790億円(前年比29.9%減)へと17%引き下げた。中国やインドネシアでの需要が想定以上に減速、下期の需要も想定より弱含むとみている。さらに、下期の為替レートを円高方向に見直したことも影響している。

リフィニティブが集計したアナリスト21人の営業利益の予測平均値は3472億円で、会社予想はこれを大きく下回った。

連結売上高も2兆6170億円を2兆4720億円(前年比9.3%減)へと下方修正した。

堀越健・最高財務責任者(CFO)は「下期も米中貿易摩擦など外部環境が不透明で、需要は想定よりも弱含む」との見通しを示した。

主力の建設機械・車両は、日本と欧州の売上高が増加する一方で、アジアや中国、アフリカでの減少が大きい。中国では、国産メーカーの比率の上昇や経済の先行き不透明感から一般機械需要が減少。インドネシアでは、大統領選の影響や燃料炭の価格低迷により、建設・鉱山機械需要が減少しているという。

同社では、主要7建機の19年度の需要見通しは、期初に前年比横ばい―5%減とみていたが、これを3%減―8%減へと見直した。

通期の想定為替レートは、1ドル104.5円(前回見通しは105円)、1ユーロ116.3円(同119円)、1人民元14.9円(同15.6円)に見直した。

2019年4―9月期の連結売上高は1兆2134億円(前年同期比7.9%減)、営業利益は1419億円(同29.1%減)と減収減益になった。

*内容を追加しました。

(清水律子 編集:山川薫)

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米政府の代表団乗せた飛行機、パキスタンに到着 イラ

ビジネス

経産省、ラピダスへの6315億円の追加支援決定 総

ワールド

宇宙船オリオン、4人乗せ地球に無事帰還 月の裏側を

ワールド

アングル:イラン戦争でインフレ再燃、トランプ政権に
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国防軍は崩壊寸前」
  • 4
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 5
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 6
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 7
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 8
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 9
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 10
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 7
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 8
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 9
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 10
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中