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ECB、低インフレへの対応遅れれば重大なリスクに=総裁

2016年02月04日(木)18時46分

 2月4日、ECBのドラギ総裁は4日、超低インフレへの対応が遅すぎるリスクは、早過ぎるリスクよりも重大だとの認識を示し、様子見姿勢は長期的な信頼消失につながる恐れがあると指摘した。写真はドラギ総裁。仏ストラスブールで1日撮影(2016年 ロイター/Vincent Kessler)

[フランクフルト 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は4日、超低インフレへの対応が遅過ぎるリスクは、早過ぎるリスクよりも重大だとの認識を示し、様子見姿勢は長期的な信頼消失につながる恐れがあると指摘、さらなる追加緩和が必要になる可能性を示唆した。

ドイツ連銀での講演で「様子見姿勢を取り、政策対応を先延ばしにすることはリスクを伴う」と指摘。ECBの長期的な信認が損なわれ、持続的なインフレ低下につながる可能性があり、それを反転させるには、さらに緩和的な金融政策が必要になるとの見方を示した。

「この観点から、行動が遅過ぎるリスクは早過ぎるリスクよりも大きい」と述べた。

ECBは3月の追加緩和の可能性を示唆しており、市場は、預金金利引き下げと量的緩和(QE)プログラムが調整される可能性をすでに織り込んでいる。

ドラギ総裁は「われわれが低インフレに屈しなければ、インフレは目標と一致した水準に戻るだろう。われわれは絶対に屈しない」と語った。

また、政策手段が不足しているとの見方を否定し、ECBは非従来型の政策措置を採用するリスクを受け入れる必要があると指摘。「さらなる緩和政策を導入する必要があれば、副作用のリスクがその妨げになることはない」と強調した。

「われわれは政策によって生じる歪みの抑制に常に努めているが、最優先課題は物価安定だ」と述べた。

*内容を追加しました。

ロイター
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