ニュース速報
ビジネス
アングル:世界の半導体メーカー、自動車関連参入目指し合併相次ぐ
12月4日、半導体業界では、かつて主力分野であったコンピューターと携帯電話の両市場の需要低迷を背景に、各社は売上高増大を目指して自動車向けエレクトロニクス分野に目を向けており、この1年、目標達成に向けた企業合併の動きが相次いでいる。写真はネバダ州ラスベガスで1月撮影(2015年 ロイター/ Steve Marcus)
[ベルリン 4日 ロイター] - 半導体業界では、かつて主力分野であったコンピューターと携帯電話の両市場の需要低迷を背景に、各社は売上高増大を目指して自動車向けエレクトロニクス分野に目を向けており、この1年、目標達成に向けた企業合併の動きが相次いでいる。
大手半導体メーカーは従来、自動車用エレクトロニクスは手掛けるには規模が小さすぎるとして相手にしていなかったが、米電気自動車(EV)メーカーのテスラに加え、グーグル、アップルなどのハイテク企業が自動車を「インターネットで接続された機器」に変貌させる取り組みを急発進させたのに伴い、この分野に目を向けている。
11月30日には、オランダの半導体メーカー、NXP
一方、欧州の半導体メーカー、ダイアログ
欧州ではメレキシス
ガートナーによると、自動車向け半導体市場は2019年までに年平均6%で成長し400億ドルの規模に達すると見込まれている。一方、世界の半導体市場全体は今年、規模が0.8%縮小して3378億ドルとなる見通しだ。
欧州の3大半導体メーカー、インフィニオン、NXPとSTマイクロエレクトロニクス
さらにコンピューターや携帯電話向け半導体を手掛ける米エヌビディア
*写真のキャプションを修正しました。





