一つとして同じ形の葉はなく、しかも意外性がある。現実の出来事かと思ったら、それが実はノーラの舞台稽古の一部だったり、グスタフの過去の映画の一場面だったりして驚かされる。
複雑な作品だが、監督とキャストの相性は抜群だし、撮影を担当したキャスパー・トゥクセンもトリアー作品の常連で、オスロの街の移り行く光を見事にフィルムに落とし込んでいる。
だからじっくり見てほしい。そして家族の在り方や、どうすれば互いを許せるかに思いをはせてほしい。娘として、父として生きながらも自分らしく生き抜くすべについても。SENTIMENTAL VALUE
『センチメンタル・バリュー』
監督/ヨアキム・トリアー
主演/レナーテ・レインスベ、ステラン・スカルスガルド
日本公開は2月20日
【関連記事】
■一体なぜ? 中国でハリー・ポッターの「あの悪役」が旧正月の象徴に...「奇妙な光景」に世界が困惑中
■アマゾンが7500万ドル投入...メラニア・トランプの映画が「空虚」すぎる理由
■『ズートピア2』には「中国の文化的シンボル」が多用されている...「蛇」を描いたディズニーの狙いとは?
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます