愛犬を撫でていると、いつの間にか笑顔になれる……しかし実は飼い主にとっての効果はそれだけではなかったことが、最新研究で明らかになった。

インスブルック大学の研究チームによると、ストレスを与えられた後に愛犬に触れた飼い主は、2度目の困難に直面した際のストレスが和らぐことが判明した。

心理学者でコンサルタントのモニカ・バーンツェン(今回の研究にはかかわっていない)は、この研究結果について考えられる可能性として、愛犬と触れ合うことで、安全を知らせる信号が神経系に伝わっているのかもしれないと本誌に語った。

「人間の脳は継続的に、『自分は安全?』と問いかけるスキャンを続けている。自分のよく知っている犬を撫でることで、思考ではなく身体を通じて『安全だよ』という答えが分かる。ゆっくりとリズミカルなタッチと温もり、穏やかさ、慣れ親しんだ動物――。その全てが神経系に、リラックスするよう語りかける」

学術誌「バイオロジカル・サイコロジー」に掲載された今回の研究では、犬を飼っている女性51人と男性13人の計64人を対象に実験を行った。飼い主の平均年齢は34歳で、犬は2歳以上、健康で不慣れな環境でも落ち着いていられることを条件とした。

ストレス解消だけじゃなかった? 愛犬との触れ合いに実はこんな効果も…飼い主の反応実験で判明
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