[ベルリン 30日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が30日発表した第3・四半期国内総生産(GDP)速報値は前期比0.2%増加した。アナリスト予想(0.1%増)をわずかに上回る伸びを示したものの、輸出の伸びが鈍化したことで、拡大ペースは減速した。

家計と政府の消費が小幅に増加した一方、資本形成は減少。また、2026年上半期に見られた力強い輸出の伸びも著しく鈍化したという。

前年同期比では物価調整後で1.3%増。物価およびカレンダー効果の両方を調整したベースでは1.2%増加した。

ドイツのプラス成長は4四半期連続となった。統計庁によると、第2・四半期の成長率は0.3%、第1・四半期は0.4%だった。

<政府支出が景気回復をけん引>

アナリストは、インフラや防衛への政府支出の拡大が景気回復の主な原動力になっていると指摘した。

ベートマンHAL銀行のチーフエコノミスト、アレクサンダー・クリューガー氏は「こうした人為的な景気刺激がなければ、経済はおそらく横ばいにとどまっていただろう」と述べた。

LBBW銀行のエコノミスト、イェンス・オリバー・ニクラシュ氏は、景気回復が持続的なものか、一時的なものにすぎないかは来年明らかになるとの見方を示した。「より高い成長を持続するには、投資がもっと大幅に増える必要があるが、これまでのところそうなっていない」と指摘した。

ドイツ政府は26年の成長率を1.3%、2027年を1.1%と予測している。

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