ソウル株式市場は3%超急反発し、約6週間ぶりの大幅高となった。好調な輸出や業績見通しの上方修正を受け人工知能(AI)関連株などを巡る投資家心理が改善した。
総合株価指数(KOSPI)は3.29%高で終了、9月7日以来の大幅な上昇率となった。
税関当局のデータによると、今月1─20日の輸出は前年同期比で倍以上に増加した。世界的なAI投資を背景に半導体販売が記録的水準となった。
サーバー製造の米スーパー・マイクロ・コンピューターは20日の時間外取引で急伸した。AIデータセンター需要の底堅さを背景に、四半期の売上高と利益率がアナリスト予想を大幅に上回るとの見通しを示した。この強気見通しがAI関連株を押し上げた。
半導体大手サムスン電子は5.67%高、同業のSKハイニックスは5.81%高。
AIインフラ企業エリス・グループは30%急伸し、20日の市場デビューでの急落から反発した。
取引された915銘柄のうち、371銘柄が上昇、491銘柄が下落した。
海外投資家は6600億ウォン(4億9838万ドル)相当の買い越しとなった。
シドニー株式市場は上下に振れた取引のなか小幅上昇して引けた。銀行株の上昇が鉱業株とデータセンター運営のNEXTDCの下落を相殺した。投資家は中央銀行高官からのインフレに関する厳しい警告を消化した。
S&P/ASX200指数は0.2%高で終了。一時0.2%下げた。
NEXTDCは取引時間中に45%超急落、約9年ぶりの大幅安となり時価総額のほぼ半分を失った。同社は来年度の売上高予想を下方修正し、今後の開発を一時停止すると発表した。これを受けてIT株指数は一時6.1%下落し、4月中旬以来の大幅安を記録した。
バンテージ・マーケッツの市場アナリスト、ヒービー・チェン氏は、今回の急落は人工知能(AI)ブームの不都合な現実を浮き彫りにしたと指摘。「インフラのボトルネックにより需要が売り上げに結び付かなければ、強い需要も目先の業績にはほとんど意味がない」と述べた。
鉱業株指数は1.2%下落。四半期の銅生産量が予想を下回ったBHPは軟調。
銀行株指数は1%上昇、四大銀行株は全て上昇した。メリウェザー・キャピタルのポートフォリオマネジャー、ルーク・ウィンチェスター氏は「銀行株が上昇した最大の理由は、NEXTDCが引き起こした不透明感を受けて、資金を退避させる逃避先として位置付けられた」と述べた。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)のハウザー副総裁が、金融引き締めは効果を上げているものの、インフレは「著しく悪化した」ように見え、原油高が大きな要因となっていると発言、センチメントに影響した。
インフレ見通しへの懸念から、市場では11月の利上げ確率が週初めの30%から44%超に上昇。12月の利上げ確率も64%に上昇した。
エネルギー株指数は0.5%高。サントスが0.5%高、ウッドサイドは年間生産見通しの上限を引き下げたものの、0.4%上昇した。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
韓国 総合株価指数 5735. +182. +3.29 5666. 5816. 5630.
66 92 34 43 14
前営業日終値 5552.
74
台湾 加権指数 46887 +594. +1.28 46454 47254 46454
.77 84 .33 .93 .33
前営業日終値 46292
.93
豪 S&P/ASX 8831. +14.4 +0.16 8816. 8841. 8795.
指数 300 00 900 900 900
前営業日終値 8816.
900