[マニラ 18日 ロイター] - フィリピンは、米国が防衛資産の一部を中東に再配備する中でも、同盟国である米国との軍事活動が縮小することはないとの見方を示した。フィリピン軍報道官が17日、明らかにした。
ロイ・ビンセント・トリニダード報道官は、原子力空母ジョージ・ワシントンなどの資産が太平洋から中東に移動したことで、米国のインド太平洋における防衛体制に関して一定の疑問が生じたものの、コミットメントに対する疑念は生じていないと述べた。
記者会見で「活動が減少したり、鈍化したりすることは想定していない」とした上で「米国とフィリピンの防衛上のコミットメントは鉄壁だ」と語った。
トランプ米大統領は16日、韓国との10日間の合同軍事演習を大幅に縮小するよう国防総省に指示したと明らかにした。演習の費用や、韓国が対イラン行動への参加を拒否したことを理由に挙げた。
フィリピンはアジアにおける米国の最も緊密な防衛同盟国の一つ。両国は数十年前に結ばれた相互防衛条約に加え、訪問軍地位協定や、フィリピンの防衛拠点・基地の米軍による使用に関する協定を持つ。