「夜ぐっすり眠れない」という悩みを抱える人は少なくない。だが、その原因は夜の習慣だけにあるのではなく、良質な睡眠への道は朝起きた瞬間から始まっているという。
体内時計を整え、日中の生産性も高めるための朝の「2大ルーティン」とは?
上級睡眠健康指導士で医療職インテリアコーディネーターの田口里奈さんに、科学的根拠に基づいた快眠の習慣について解説してもらう。
※本稿は、『科学的根拠に基づく最高の睡眠空間』(かんき出版)より一部抜粋・再編集したものです(抜粋第2回)。
夜の良質な睡眠へ導く朝の「2大ルーティン」
夜の睡眠の質は、朝の行動によって大きく左右されます。
1日の生活リズムを整えることが質のいい睡眠にとって大切です。そのリズムを維持するうえで、朝の過ごし方はとても重要です。
朝に特に意識してほしいのが、「朝食」と「光環境」です。
まず朝食についてです。朝食をとらないという方もいらっしゃるかもしれませんが、生活リズムを整え、質のいい睡眠を得るためにも、朝食はできるだけとることをおすすめします。
【眠りの観点から見た朝食をとるメリット】
- 消化により体が目覚める
- 血糖値の上昇により体が活動モードへ向かう
- エネルギー補給によって日中を「オン」の状態で過ごしやすくなる
- 夜に分泌される睡眠ホルモン「メラトニン」の原料を摂取できる
実際に、朝食を抜くことで、日中の眠気が増し、夜の睡眠の質が低下し、ストレスが上昇し、うつ傾向が強まることなどが研究で報告されています。
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