北朝鮮との会談はありえるのか
──アメリカにとってもう1つの核の脅威は北朝鮮だ。北朝鮮との再交渉、金正恩・トランプ会談がまた行われる可能性はあるか。
少なくともトランプ氏はやりたい。トランプ氏は昨年から事あるごとに金正恩(キム・ジョンウン)総書記との会談を目指している、と言ってきた。やりたいことは間違いない。中国の習近平(シー・チンピン)主席が北朝鮮を訪問して金正恩氏と会ったが、そこで核の話は一切してない。つまり、事実上、中国が北朝鮮を核保有国として認めたということ。ロシアも既に認めているので、トランプ氏からすれば、中国の後に続いて北朝鮮を核保有国として認めやすい流れができた。
北朝鮮は自分たちを核保有国として認めなければ一切交渉しないと言っているわけだから、トランプ氏がどこかの段階で北朝鮮は核保有国あるいは事実上の核保有国である、と発表する土壌が整ってきた。今年中に再度の米朝首脳会談はあってもおかしくない。
──イランは核を諦める可能性があるが、北朝鮮はおそらく核を諦めない。トランプ大統領にとって解決になるのか。
トランプ氏は力こそが正義だと考えている。核兵器を持ち、現状変更をしようとする国に反対しない。ロシアもそうだし、中国もそれを全面に出した。北朝鮮も核を持ち、力が正義だと考えている。イランは核兵器を持っていなかったことが「悲劇」だった。
北朝鮮との関係は軍備管理に向かうのではないか。非核化ではなく、(軍備を)コントロールする。その代わりに経済的な支援を与える。
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