近年はセットプレーからの得点が多い

イングランドやスコットランドのファンは「退屈な」試合だったと言うかもしれない。通訳すれば、日本は相手の勢いと創造性を奪い去り、試合を支配して、最後に点を取ったということ。退屈な勝利などない。

2つの親善試合を通じて、日本はセットプレーで攻めと守りの両方をうまくやっていた。イングランドが終盤に大柄なDFのダン・バーンやハリー・マグワイアを投入しても、日本は耐え抜いた。

18年W杯の決勝トーナメント1回戦で日本がベルギーに2-0から逆転されたときは、「背の高いチームが勝った」と言う人もいた。だが公平を期すなら、偶然に近い1点と、鮮やかなカウンターが1点で、高さが絡んだのは1点だけ。それもベルギーのMFマルアン・フェライニが長身だからというより、彼が肘の使い方を熟知しているからだった。

統計を見ると、近年のトップレベルのサッカーではセットプレーによる得点がさらに増える傾向にある。体格ではどうしても劣る日本が、W杯の本番でもセットプレーからの失点をなくせればいいのだが。

僕が日本サッカーの進歩を最もはっきり見てきたのは、ヨーロッパ各国のリーグだ。残念なことに、そして不公平なことに、先駆者たちが正当に評価されてきたとは言い難い。

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