多くの人の人生を一変させる出来事ですね。心を落ち着かせ、全体像を考える必要があります。その全体像を息子さんやお孫さんの母親だけでなく、お相手のご両親とも話し合わなくてはなりません。
おそらく16歳の息子さんによる意図的な妊娠ではないでしょう。コンドームの避妊率は100%ではありません。今更避妊具使用の有無を追及しても遅いですが、今後のことを考えれば、双方の親も改めてお子さんに避妊教育をしたほうがいいかもしれません。
いずれにせよ、あまり息子さんを責めないでください。
進学資金を息子さんに渡さなければ、彼は巨額の学費ローンを背負い込むことになります。今回の一件で彼の残りの人生が狂わないことを願うなら、学費はちゃんと渡しましょう。
でも私なら学費の高い私立ではなく、公立の大学を目指すように勧めます。そして残りは、もちろん孫の養育費に充てます。
──ミシェル・ハーマン(小説家)
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<本誌2024年6月4日号掲載>
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