イスラム国「大復活」はアフリカから...先進国に再びテロの脅威が吹き荒れる?

ISIS Is Waging a Deadly War Across Africa That Threatens US

2025年8月7日(木)15時35分
トム・オコナー

ISがアフリカで勢力拡大中

ISは創設者のアブ・バクル・アル・バグダディが2014年にイラクとシリアの広大な領土を制圧、「カリフ制国家」の樹立を宣言したのに前後して、中東でその名を知られるようになった。

しかしISは、それ以前からアフリカで広がりを見せていた。


2013年には、リビアで長年独裁体制を敷いていたムアマル・カダフィ大佐がNATO支援の反乱軍によって打倒された。しかし同国の過激派は混乱に乗じ、自身のイデオロギーをISに結びつけ始めていた。

2017年には、リビア出身のIS支持者が、イギリス・マンチェスターで開催されたアリアナ・グランデのコンサートで自爆攻撃を行い、22人を殺害した。これがアフリカのIS系武装勢力による、ヨーロッパでの初のテロだった。

同年には、サハラ砂漠の南に広がるサヘル地域で、イスラム国・大サハラ州(ISGS、またはイスラム国・サヘル州、ISSP)による待ち伏せ攻撃により、アメリカ兵4人とニジェール兵5人が殺害されるという事件も発生している。

現在、ISはアフリカ全土で複数の系列組織を抱えている。上述のISGSに加え、イスラム国・西アフリカ州(ISWAP)、イスラム国・中部アフリカ州(ISCAP)、イスラム国・モザンビーク州、イスラム国・ソマリア州などだ。

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