ロシアの新型ドローンの部品は100%中国製――ウクライナ当局発表
Russia Drones Equipped With Chinese Technology Raise Eyebrows
モスクワを訪れ、80回目の対独戦勝記念日を祝う習近平(左)とプーチン(5月9日、クレムリン)Sputnik/Mikhail Metzel/Pool via REUTERS
<ウクライナ戦争で対ロシア支援はしていないはずの中国と中国企業。しっかりロシアに加担していることが明らかになった>
ウクライナへの攻撃を激化させているロシアの新型ドローンに、中国企業の部品が含まれていることが報道で明らかになった。中国はかねてから、ロシアへの軍事支援を否定してきた。
ウクライナ国防情報局(DIU)は、ロシア軍が使用する新たなドローンを特定したと発表した。このドローンは、イラン製「シャヘド136」に似ているが、ずっと小型だという。
DIUによれば、このドローンの部品の半数近くが中国のCUAVテクノロジー1社のものだった。同社は2022年10月、軍事利用を防ぐため、ウクライナおよびロシアへの製品供給を制限すると発表していた。
本誌はCUAVテクノロジーにコメントを求めている。
ロシアはウクライナのインフラ攻撃を激化させるなかで、ドローン生産を強化している。
ロシア・タタールスタン共和国カザン近郊の工場を映したプロパガンダ映像では、これを世界最大級のドローン製造拠点と紹介。ドイツ国防省は、11月までにはひと晩で2,000機を発射できるようになるだろうと警告している。
中国はこれまで、ロシアへのドローンや兵器用の部品の供給を否定してきたが、今回の報告が事実であれば、ロシアを支援した国にも制裁を科す二次制裁の実効性にも疑問が投げかけられることになる。
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