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FRB議長解任の可能性に戦々恐々...確信薄れ動揺する市場、「万が一」を織り込む

2025年4月22日(火)21時28分

「万が一」を織り込む

パウエル氏解任シナリオは実現のハードルが高いとみられているものの、一部の市場関係者からは可能性を真剣に考え始めているとの声も聞かれる。

ナティクシスの米国担当チーフエコノミスト、クリストファー・ホッジ氏はメモで、「以前はトランプ氏がパウエル氏を解任する可能性は極めて低いと考えていたが、その確信は薄れてきた」と述べた。


 

ジャクソン・スクエア・キャピタルのマネジングパートナー、アンドリュー・グラハム氏は、パウエル氏が実際に解任された場合、S&P500が4835を下回ると予想している。これは21日の終値から約6%の下落を意味する。

クレセット・キャピタルのジャック・アブリンCIOは、トランプ氏がFRBに自らの息のかかった人物を送り込み、インフレ率上昇にもかかわらず利下げを行えば、「現在(市場で)起きていることが続くだろう」との見方を示した。

同氏は「株価もドルも過大評価されているため、さらに下落する余地がある」と分析した。S&P500は10─15%過大評価されているという。

ワールド・インベストメント・アドバイザーズのネート・ギャリソンCIOは、パウエル氏はFRBで安定した手腕を発揮しており、実績は一貫性があると評価した上で、「(同氏を)解任するという脅しだけでも、人々は震え上がる」と語った。

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