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荒川河畔の「原住民」(22)

日本は恵まれている? ホームレスから見た政府機関の厳しさと優しさ

2025年2月21日(金)19時15分
文・写真:趙海成

共産党の恩恵を受けたホームレスは、集会に参加するよう促されたり、党の宣伝のチラシを配る手伝いを頼まれたりするという噂を聞いたことがあるが、社会的弱者を助けることは称賛されるべきではないか。

「日本でホームレスになってよかった」

日本は民主主義の国であり、福祉社会だと言われている。自由にライフスタイルや仕事を選ぶことができるし、ホームレスになったとしても、労働ができなくなったときや急病のときには生活保護を申請することもできる。

政府はホームレスの社会復帰を促進するために自立支援施設を設け、一時的に生活保護を受けさせている。ホームレスたちの心身の健康回復と、その後の処遇について検討する意図があるのだろう。

また、彼らを自立させるために、一時保護施設の入所者のうち、就労意欲があり心身の状態も問題がないと認められた人に対しては、しばらくの期間、食事を提供し、職業や住宅等についての相談を行っている。

もちろん、現実には今も強制退去させられるホームレスがいたり、相対的貧困の状態に陥る人が増えていたりと、厳しい現実があるようだ。それでも、このような恵まれた待遇は、アジアではおそらく日本が最も手厚く、次は韓国だろう。

実際、荒川河川敷のホームレスたちに話を聞くと、現状に不満はあるものの、日本でホームレスになってよかった、と本音を吐露した人もいる。

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