最新記事

出産

お金でも地球温暖化でもない、子どもがいらない正直な理由

'I Am a Selfish Person'—Woman Praised for Admitting Why She Won't Have Kids

2022年2月2日(水)21時20分
レベッカ・フラッド

この投稿が1月30日に公開されて以来、1万5000人以上のユーザーが賛意を示した。

そこで書いた追記の中で、彼女はこう書いている。「私は、子どもを持たないことを理由に、自分が利己的な人間だと思っているわけではない。私はただ、自分は利己的な人間だから、子どもを持つべきではないという結論に至っただけだ。悪いことだとは思わない。私は、自分のそういう性質を自覚して、周囲の人にもそういう人間だと知ってほしいだけだ。」

この女性の言葉は、レディットのユーザーたちから共感を呼んでいる。例えば「NoMrBond3」を名乗るレディットのユーザーはこう記した。「その通り! 私は、自分が100%になるまで子どもを持つつもりはないが、100%になった自分というのは想像できない。私は子どもに1000%を求める親に育てられたので、未来の子どもたちがそれ以下の基準でよしとされるのはひどく不公平だ」

「Siliciclastic」というユーザーは、以下のコメントを残した。「大賛成。子どもがほしい人は子どもを持つ。ほしくない人は持たない。これほどシンプルな話はない。自己弁護しようとして、あれこれと言い訳を並べ立てるべきではない」

「Pithster」も、拍手喝采している。「気に入った! この投稿を書いた人は、利己的なんかではないと思う。ただ、自分のことがものすごくよくわかっていて、自分の家族のためにベストな決断をしているだけだ」

「私も同じだ」と、「The_Ice_Queen920」は言う。「私は、人目を気にしない生活や、1人きりの時間を愛している。子どもの世話をする親の役割は、私にはなじまない。そして、たとえ子どもができてもそれは変わらない」

(翻訳:ガリレオ)

20240604issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年6月4日号(5月28日発売)は「イラン大統領墜落死の衝撃」特集。強硬派ライシ大統領の突然の死はイスラム神権政治と中東の戦争をこう変える グレン・カール(元CIA工作員)

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ザンビア、デフォルトから脱却へ ユーロ債保有者が再

ビジネス

S&P500年末目標、UBSが5600に引き上げ 

ワールド

中国国家主席、雇用促進策の策定指示 「若者を最優先

ワールド

ウクライナ大統領、バイデン氏に和平会議参加呼びかけ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:イラン大統領墜落死の衝撃
特集:イラン大統領墜落死の衝撃
2024年6月 4日号(5/28発売)

強硬派・ライシ大統領の突然の死はイスラム神権政治と中東の戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    自爆ドローンが、ロシア兵に「突撃」する瞬間映像をウクライナが公開...シャベルで応戦するも避けきれず

  • 2

    少子化が深刻化しているのは、もしかしてこれも理由?

  • 3

    「なぜ彼と結婚したか分かるでしょ?」...メーガン妃がのろけた「結婚の決め手」とは

  • 4

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

  • 5

    汎用AIが特化型モデルを不要に=サム・アルトマン氏…

  • 6

    カミラ王妃が「メーガン妃の結婚」について語ったこ…

  • 7

    プーチンの天然ガス戦略が裏目で売り先が枯渇! 欧…

  • 8

    中国海軍「ドローン専用空母」が革命的すぎる...ゲー…

  • 9

    エリザベス女王が「誰にも言えなかった」...メーガン…

  • 10

    コンテナ船の衝突と橋の崩落から2カ月、米ボルティモ…

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発」で吹き飛ばされる...ウクライナが動画を公開

  • 3

    自爆ドローンが、ロシア兵に「突撃」する瞬間映像をウクライナが公開...シャベルで応戦するも避けきれず

  • 4

    「なぜ彼と結婚したか分かるでしょ?」...メーガン妃…

  • 5

    ウクライナ悲願のF16がロシアの最新鋭機Su57と対決す…

  • 6

    黒海沿岸、ロシアの大規模製油所から「火柱と黒煙」.…

  • 7

    戦うウクライナという盾がなくなれば第三次大戦は目…

  • 8

    能登群発地震、発生トリガーは大雪? 米MITが解析結…

  • 9

    「天国にいちばん近い島」の暗黒史──なぜニューカレ…

  • 10

    娘が「バイクで連れ去られる」動画を見て、父親は気…

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 3

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 4

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 5

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 6

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 7

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 8

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 9

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 10

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中