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W杯で荒れる中国、サッカーギャンブルが社会問題に

2018年6月28日(木)16時30分
松丸さとみ

「経験ないなら手を出すな」

香港でギャンブル依存症の治療を行う慈善団体トンワー・イーブン・センターのカウンセラー、ファン氏はSCMPに対し、ギャンブルをする人たちは自分に問題があるとは思っていないことが最大の問題だと指摘する。お金をすっても、また次の賭けで取り戻せると考えるのだ。

トンワー・イーブン・センターで治療を受けていたフゥアさんは、好奇心からギャンブルに手を出したとSCMPに打ち明けた。ちょっとだけ遊ぼうと10〜20香港ドル(約140〜280円)賭けたのが始まりだ。それが気づくと、1000〜2000香港ドル(約1万4000〜2万8000円)を賭けるようになり、1ゲームに最大で2万香港ドル(約28万円)賭けたこともある。ギャンブル中毒のピーク時は、借金が50万香港ドル(約700万円)にまで膨らんだという。

フゥアさんは、賭けたいという好奇心にかられている人に対し、「サッカーのギャンブルをやったことがないなら、手を出すな」とアドバイスする。

カウンセラーのファン氏は、自分の家族または友達がギャンブルの問題を抱えているのではないかと心配な場合、見極める特徴として、上の空なこと、気分のアップダウンが激しいこと、金欠な時が多いこと、などを挙げている。

「試合を応援する気持ちを示すのにお金を賭ける必要はない。若い人は特に、ギャンブルに誘われたらノーと言えるようにならなければいけない」とファン氏は注意を促している。

ギャンブルに負けて、荒れる中国サッカーファン SupChine-Youtube

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