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金正男暗殺、北朝鮮大使館2等書記官も容疑者 マレーシア警察発表

2017年2月22日(水)13時45分

一方、警察が逮捕した2人の女性が、テレビ番組のためにいたずらをするように言われた、と主張している点については「事件当日、女性が手に毒を塗って被害者の顔に塗りつけた。防犯ビデオでは、その後、女性が両手を上げてトイレに直行した姿が映っており、液体が毒物であるということを知っていたと思われる」と説明した。

また、インドネシア人女性とともに逮捕された女性のボーイフレンドについては、釈放したことを明らかにした。

カリド・アブ・バカル警察庁長官は、記者会見のなかで、カン北朝鮮大使が提案した北朝鮮との共同捜査について「この事件は完全にマレーシア政府の所管で、共同捜査の可能性はまったくない」と明確に否定。一方で、遺体のDNA鑑定については北朝鮮大使館に遺族への呼びかけを要請するなど、外交的に北朝鮮へ配慮していることを強調してみせた。

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