最新記事
SDGsパートナー

観光資源の価値をさらに高める「光」の力...パナソニックの照明技術が「地方」の魅力を照らし出す

2023年12月7日(木)16時25分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー
YOI-en

パナソニックの街演出クラウド「YOI-en」イメージ

<さいたま市で開催された「THE盆栽 小宇宙の旅」で、幻想的な光景を生み出したパナソニックの街演出クラウド「YOI-en」>

世界を変えるには、ニュースになるような大規模なプロジェクトや製品だけでは不十分。日本企業のたとえ小さなSDGsであっても、それが広く伝われば、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づいていく──。この考えのもと、ニューズウィーク日本版はこの春、「SDGsアワード」を立ち上げました。その一環として、日本企業によるSDGsの取り組みを積極的に情報発信していきます。

◇ ◇ ◇

幅広い分野にまたがって持続可能な世界を目指すSDGsでは、17の目標のうちの1つとして「住み続けられるまちづくりを」というものが掲げられている。これは、安全な家に安い値段で住めるようにすることから、持続可能なまちづくりを計画・実行することまで、地域の維持や発展を目指す目標だ。

さいたま市大宮盆栽美術館の庭園

ライトアップされるさいたま市大宮盆栽美術館の庭園

「盆栽のメッカ」で実施された初の試み

地域の文化的・経済的な価値を守る取り組みとして今年、ユニークなイベントが埼玉県さいたま市で行われた。日本唯一の盆栽専門美術館、さいたま市大宮盆栽美術館で12月10日まで開催されていた、夜間特別ライトアップイベント「THE盆栽 小宇宙の旅」だ。

さいたま市には「大宮盆栽村」と呼ばれるエリアがあり、日本の伝統産業であり文化でもある盆栽のメッカとなっている。例年5月には「大盆栽まつり」が開催され、国内外から愛好家が集う。

今回の「THE盆栽 小宇宙の旅」は、ライトアップという通常とは異なる見せ方で、海外からのインバウンド観光客を含め、より多くの人に盆栽の魅力を知ってもらうため企画された。同美術館にとっても、初の試みとなるイベントだ。

そこでライトアップのシステムとして導入されたのが、照明器具のリーディングカンパニーであるパナソニックの「YOI-en(ヨイエン)」だった。ライトアップは通常、現場で照明を制御する必要があるが、同社が「街演出クラウド」と呼ぶこのシステムは、インターネット経由で遠隔地から制御できる。広域・多拠点にわたる多彩な照明演出も可能な、「街あかり」のクラウド型サービスだ。

「YOI-en」遠隔操作のイメージ

「YOI-en」遠隔操作のイメージ。街に点在する施設の照明演出を、クラウドで一括制御することができる

今回パナソニックは、美術館の庭園全体に各種の照明を配置。「盆栽×宇宙」をテーマに、伝統的で温もりを感じる電球色をはじめ、四季それぞれの色彩を表現した演出、そして秋を代表する星座であるアンドロメダ座も浮かび上がる宇宙の計6シーンを各90秒にわたって表現した。

また今回のイベントでは、「YOI-en」を使った来訪者向けの体験型コンテンツ「YOI-iro(ヨイイロ)」も複数用意された。

そのひとつが、庭園全体を見渡す美術館2階のテラスから楽しめるパノラマ演出だ。体験者がスマートフォンで2次元コードを読み取り、アプリ内で自身の誕生日を入力すると、12色あるパターンの中から誕生日カラーが選ばれ、庭園全体のライトアップが体験者だけの特別なものとなる(20秒間)。

資産運用
「高市トレード」に「トランプ関税」......相場が荒れる今こそ投資家が目を向ける「世界通貨」とは
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

「平和評議会」19日初会合に20カ国超参加、ガザ復

ビジネス

NY外為市場=ドル堅調、ECB総裁早期退任報道受け

ワールド

米、イランへの攻撃間近か 数週間以内の可能性も=報

ワールド

米報道官「キューバは大きな改革必要」、政権交代には
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ポーランドが「核武装」に意欲、NATO諸国も米国の核の傘を信用できず
  • 2
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」の写真がSNSで話題に、見分け方「ABCDEルール」とは?
  • 3
    ウクライナ戦争が180度変えた「軍事戦略」の在り方...勝利のカギは「精密大量攻撃」に
  • 4
    生き返ったワグネルの「影」、NATO内部に浸透か
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 7
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 10
    アフガニスタンで「対中テロ」拡大...一帯一路が直面…
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 4
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 7
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 8
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 9
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 10
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中