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塩分の取り過ぎが「難聴のリスク」の可能性...若年層が特に注意すべき理由とは?【最新研究】

Adding Salt to Meals May Increase Risk of Hearing Loss

2025年9月21日(日)10時40分
ハンナ・ミリントン

「これまで塩分摂取と聴力に関する研究の規模が小さく、結論づけられていませんでした。今回の研究は、他の食事や健康要因を考慮したうえで、塩を加える頻度と難聴リスクの上昇との関連を示した初の大規模な疫学調査です」

難聴は遺伝要因、環境要因、行動要因が複雑に絡む「多因子性感覚障害」であるという。また、加齢や騒音曝露が主な原因であることに加え、薬物使用や心血管疾患、糖尿病といった予防可能な健康問題も聴力低下につながる。


 

そして新生児の聴力スクリーニング検査や予防接種、騒音規制、薬学管理の改善といった公衆衛生施策が難聴の発症率を抑制してきたことにも研究チームは言及する。

しかし、難聴の予防に関しては一定の進展が見られる一方で、特定の食行動が果たす役割については依然として十分に解明されていないと分析している。

さらに、塩分の摂取が心血管・代謝疾患の主要因とされており、高血圧や内皮機能障害、血管障害と関連している。これらはすべて難聴の病態生理にも関わっている可能性がある。

研究チームは炎症マーカー(GlycA[グリコエー]やCRP[C反応性タンパク質])で部分的にその関連を説明できるとし、低レベルの慢性炎症が塩分と聴覚障害を結び付ける生物学的メカニズムである可能性が示唆された。

特に正常な聴力を持つ被験者では塩分の摂取が増えるほど難聴のリスクが高まる「用量反応関係」が見られた一方で、すでに聴力が低下しているグループでは塩分摂取との関連性は弱かった。

ハン博士は次のように述べる。

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