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口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】

Plastics in Our Brains

2025年2月19日(水)13時47分
イアン・ランドル(科学担当)
脳のイメージ

KTSIMAGE/ISTOCK

<ポリエチレンなどプラスチックの微粒子が食物連鎖を経て、人間の脳に蓄積している?>

プラスチックの微粒子が、人間の脳に蓄積されている。しかもその量は、この8年間で1.5倍に増えている──。そんな衝撃的な研究結果を、米ニューメキシコ大学の研究チームが発表した。

「プラスチックごみの問題を、極めて身近なものにする研究結果だ」と、同大学のマシュー・カンペン教授は語る。「『私の脳にはプラスチックがたまってるみたいなんだけど、全然気にならない』などと言う人は見たことがない」


マイクロプラスチックと呼ばれるプラスチックの微粒子(直径5ミリ以下の粒)は、今や地球上のあらゆる環境に存在しており、食べ物を介して私たちの体に入り込んでいるという。

その存在はこれまでにも腎臓や肝臓、胎盤、精巣などさまざまな臓器に確認されてきたが、ニューメキシコ大学の研究チームは今回、とりわけ脳における残留濃度が高いと指摘している。

その蓄積ペースは、世界におけるプラスチックごみの増加と比例しているという。

研究チームは、ニューメキシコ大学法医学調査室(OMI)が法医解剖などで集めた脳組織(より具体的には、抽象的思考から運動機能まで幅広い能力をつかさどる前頭葉)のサンプルを調べた。

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