最新記事
英王室

「だから嫌われる...」メーガンの新番組、公開前から大炎上の納得理由

A Case of “Misogynoir”?

2025年2月7日(金)18時00分
ジャック・ロイストン(王室担当)

newsweekjp20250206035558-8293057c649e3ef7c77ebfcbec97d3247c23bb65.jpg

セレブ友達のゲスト出演も話題。写真は女優のミンディ・カリングと COURTESY OF NETFLIX

夫妻とネットフリックスの5年契約は今年が更新のタイミングだが、契約の縮小や打ち切りの可能性がささやかれている。メーガンとしては今回の番組で結果を出して起死回生を図りたいところ。自身のインスタグラムでも必死で番組を宣伝している。

「だから彼女は嫌われる」

しかし作家で評論家、テレビ司会者としても知られるメーガン・マケイン(故ジョン・マケイン共和党上院議員の長女)は、予告編を見ただけで猛反発した。


マケインはX(旧ツイッター)上で「新年早々に国内で2件のテロが起き、国外では大きな戦争が続いていて、アメリカには食べ物を買うお金もない人がいる。この国は今、怒りや不安、緊張に満ちている」と述べ、番組のコンセプトが世間の感覚とずれていると厳しく批判した。

「私なら、低所得で食料に困っている人たちの住むエリアに新鮮な食料を届けるような番組にしようと助言したはず」だと彼女は書いている。「今は自分のエゴをひけらかすより、人助けをすべき。そうしないから、あなたは世界中で嫌われる。全くもって空気が読めていない」

ロバート・ケネディJr.の顧問だったリンク・ローレンもTikTokで「(この予告編は)最近見た中で最も時代錯誤なものの1つ」だと述べ、こう続けた。「アメリカをはじめ、世界では多くの人が食卓に料理を並べるにも苦労し、家賃やローンの支払いに苦しんでいる。王室関係の女が豪華な屋敷で花を摘む様子など、誰も見たくない」

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

FRB、追加利下げ「緊急性なし」 これまでの緩和で

ワールド

ガザ飢きんは解消も、支援停止なら来春に再び危機=国

ワールド

ロシア中銀が0.5%利下げ、政策金利16% プーチ

ワールド

台北駅近くで無差別刺傷事件、3人死亡 容疑者は転落
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開したAI生成のクリスマス広告に批判殺到
  • 2
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 3
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 4
    おこめ券、なぜここまで評判悪い? 「利益誘導」「ム…
  • 5
    ゆっくりと傾いて、崩壊は一瞬...高さ35mの「自由の…
  • 6
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 7
    中国最強空母「福建」の台湾海峡通過は、第一列島線…
  • 8
    【独占画像】撃墜リスクを引き受ける次世代ドローン…
  • 9
    中国の次世代ステルス無人機「CH-7」が初飛行。偵察…
  • 10
    中国、ネット上の「敗北主義」を排除へ ――全国キャン…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 5
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 6
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 7
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 8
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 9
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 10
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 6
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 7
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 8
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 9
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 10
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中