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オスカー女優から世界的歌手まで...LA山火事の被災者支援に動くセレブたち 大物夫妻には「災害観光客」との批判も

2025年1月16日(木)15時50分
千歳香奈子

母ティナ・ノウルズがパシフィック・パリセーズの自宅を失い、自らも家族と共に火災現場近郊の自宅からラスベガスに避難したと伝えられるビヨンセは、自身が運営する財団「BeyGOOD」を通じて250万ドルを寄付することをインスタグラムで表明。家を失ったイートン地区の家族や被害を受けた人々のニーズに対応するために教会やコミュニティセンターを支援する目的に使われると明かした。

火災で友人を亡くしたことを涙ながらに明かした女優ジェニファー・ガーナーは、被災者に暖かい食事を提供する活動を行う慈善団体「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」で避難民に食事を提供するボランティアに参加。

自ら創設者の著名シェフ、ホセ・アンドレスに連絡をして支援に加わったというジェニファーは、多くの家が失われた中で自らは家の中を歩いていることに一種の罪悪感を覚えると語り、「私に何ができるのか、どうやって助けられるのか、自分が提供できるものは何か、考えている」と述べている。

ヘンリー王子とメーガン妃も10日、マスク姿でイートン火災現場近くに設置されたWCKをサプライズ訪問し、食料や物資を届けた。

被災した友人や知人にロサンゼルス北部モンテシートの自宅も開放しているという夫妻は、被災した高齢者やボランティアらと交流する様子が地元テレビ局によって報じられた。夫妻はさらに、被災地にも足を延ばして焼け落ちた家なども見て回り、消防士たちを激励。近郊のパサデナの市長は「救急隊員の士気を高めてくれた」と夫妻を称賛した。

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