最新記事
テレビ

司会者の呼びかけに答えず、女性出演者が失神・昏倒...米テレビ生放送中の緊迫映像

Worrying Moment TV Meteorologist Faints During Live Broadcast

2023年3月22日(水)19時33分
ライアン・スミス
女性レポーター(イメージ画像)

イメージ画像 wellphoto-iStock

<司会者の呼びかけに答えず、その数秒後に意識を失って昏倒。彼女は過去にも生放送中に体調不良に襲われたことがあった>

米カリフォルニア州ロサンゼルスのローカルニュース番組の生放送中、気象予報士の女性が失神してそのまま倒れこむという驚きの映像が流れた。

気象予報士のアリッサ・カールソン・シュワルツさんは3月18日、CBS系列局KCAL-TVの朝の番組に生出演。天気のコーナーになり、ニュースアンカーのニシェル・メディナが「太陽の光を浴びる準備ができている人はいますか? 私はできていますよ。『ネクスト・ウェザー』の気象予報士アリッサ・カールソンと一緒に見ていきましょう。彼女はスタジオからライブで参加します」と述べ、シュワルツさんを紹介した。

そして、メディナがシュワルツさんに向かって「嵐の前の静けさですね」と言い、雨予報であることを示唆したが、シュワルツさんは無言のまま。そしてカメラを向けられたシュワルツさんだったが、最初は立っていたものの、目を回すようにデスクの上に倒れ込むと、そのまま意識を失って床に崩れ落ちた。

■【動画】デスクに倒れこみ、そのまま床に崩れ落ちたアリッサ・カールソン・シュワルツ

一瞬沈黙が流れると、もう1人のアンカーのレイチェル・キムが小さく声を上げ、シュワルツさんを介抱するため席を立とうとした。そして、メディナが「中断します」と視聴者に告げると、番組はCMに切り替わった。

KCAL-TVは同日、番組終了後にシュワルツさんのために救急車を呼んだことを公式サイトで発表。「アリッサは体調が回復次第、KCALニュースのネクスト・ウェザーチームに復帰する予定だ」と説明した。

生放送中のアクシデントは過去にも

同局の副社長兼ニュースディレクターのマイク・デロ・ストリットは、エンターテインメント系ニュースサイト「TMZ」に対し、「即座に行動を起こしてアリッサを介抱し、911に通報した彼女の同僚たちに感謝したい」と述べた。

「アリッサは今、病院で治療を受けている。すぐに詳細が明らかになることを願っている。その間も私たちはアリッサのことを思い、すぐに回復するよう祈っている」

病院に搬送されたシュワルツさん自身も、後にFacebookの投稿で、「メールや電話、お見舞いの言葉をありがとう。私は大丈夫!」と感謝を述べた。翌19日には、頭部にけがをし、自宅で療養中であることをインスタグラムのストーリーで明かしている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:ドローン大量投入に活路、ロシアの攻勢に耐

ビジネス

米国株式市場=S&P・ナスダックほぼ変わらず、トラ

ワールド

トランプ氏、ニューズ・コープやWSJ記者らを提訴 

ビジネス

IMF、世界経済見通し下振れリスク優勢 貿易摩擦が
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは「ゆったり系」がトレンドに
  • 3
    「想像を絶する」現場から救出された164匹のシュナウザーたち
  • 4
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 5
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 6
    「二次制裁」措置により「ロシアと取引継続なら大打…
  • 7
    「どの面下げて...?」ディズニーランドで遊ぶバンス…
  • 8
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 9
    「異常な出生率...」先進国なのになぜ? イスラエル…
  • 10
    アフリカ出身のフランス人歌手「アヤ・ナカムラ」が…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 4
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 5
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首…
  • 6
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 7
    アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏に…
  • 8
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 9
    ネグレクトされ再び施設へ戻された14歳のチワワ、最…
  • 10
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 4
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測…
  • 5
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 6
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 9
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 10
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中