最新記事
BOOKS

【やってみよう!】人生や仕事に対する「自分の価値観」を正確に知るワーク

2025年2月7日(金)11時30分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
valuesの文字

たった3分で今日1日が気持ちよく過ごせるとしたら/pixabay

<満足な人生を送りたいなら、まずは自分が目指す方向を正確に知ること。そのための簡単なワークを紹介>

韓国出身の起業家で富豪のケリー・チェ氏は、チャンネル登録者数53万人のインフルエンサーとしても知られ、経済、キャリア、人生を豊かにしたいと願う多くの人をエンパワーしている。

チェ氏は「『今の状況』というのは、今まであなたが人生の中心に何を植え、それをどれほど愛してきたのかをよく表している。人生は決して嘘をつかない」と言い、そのうえで、夢を叶え、富を創造するには「自分にとって本当に必要な価値(=価値観)」を人生に根付かせなければならないと説く。では「自分の価値観」を正確に把握するにはどうするか?

韓国で112刷のベストセラーになっているケリー氏の著書『富者の思考 お金が人を選んでいる』(小笠原藤子訳、CCCメディアハウス)より、簡単にできるワークを紹介する。

◇ ◇ ◇

自分の価値観(コアバリュー)を知ることは人生の航路を知ること

あなたの価値観が何なのかを知っていれば、人生の航路決定はうまくいく。だから、内面の奥底に潜む真の〈コアバリュー(CoreValues)〉を見出さなければならない。

〈コアバリュー〉を定めてから決めた目標は、たとえ何があろうと簡単には変わらない。〈コアバリュー〉には人生の方向性を堅持する力があるからだ。では、〈コアバリュー〉とは一体何なのか?

〈コアバリュー〉とは、「我々が考えて行動できるようにするうえで必要な、意思決定の基準」のことだ。企業の〈コアバリュー〉については耳にしたことがあるだろう。

企業の〈コアバリュー〉は、その企業の進む方向と目標を意味する。だから企業は〈コアバリュー〉に合わない商品は生産しない。本質をぼかし、存在意義を損なうからだ。

個人の〈コアバリュー〉もこれと同様だ。個人が〈コアバリュー〉を見出した瞬間、人生の本質をぼかし、自分の存在意義を損なうことに対して、拒絶する勇気が湧く。それに伴い、当然、人生も変化する。自分の〈コアバリュー〉を発見すれば、目標への到達時間や情熱を大幅に節約することができる。余った時間と情熱で、また別の目標を叶えることも可能だ。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:アマゾン熱帯雨林は生き残れるか、「人工干

ワールド

アングル:欧州最大のギャンブル市場イタリア、税収増

ビジネス

米肥満薬開発メッツェラ、ファイザーの100億ドル買

ワールド

米最高裁、「フードスタンプ」全額支給命令を一時差し
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216cmの男性」、前の席の女性が取った「まさかの行動」に称賛の声
  • 3
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 6
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 7
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 8
    【銘柄】元・東芝のキオクシアHD...生成AIで急上昇し…
  • 9
    なぜユダヤ系住民の約半数まで、マムダニ氏を支持し…
  • 10
    「非人間的な人形」...数十回の整形手術を公表し、「…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 7
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 8
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 9
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 10
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中