トランプ関税で変わるレストランのメニュー、米国向けワインの輸出に打撃
同氏によると、一部の輸入ワイン銘柄の小売価格は25年にすでに5─12%上昇しており、26年にはさらなる供給元からの値上げが予想されている。
その結果、小売業者やレストランはすでにメニューや在庫を調整しているか、そうした変更を今年には余儀なくされると、エマーソン氏と別の卸売業者は予測した。
エマーソン氏によると、レストランがカクテルやワインのメニューを低価格なものへと変更する一方、小売業者は取り扱い商品の品揃えを縮小し、輸入品と国産品のバランスを取っているという。レストランやバーなどでも、輸入ワインを米国産ワインに置き換える動きがますます増える可能性があるという。
米国ブランドに恩恵
米卸売業者サザン・グレイザーズ・ワイン・アンド・スピリッツのザック・ポールマ氏によると、価格上昇も一因となり、10月から1月にかけて輸入ワインの販売量は約8%減少。同期間の国産ワインの減少幅は3%にとどまり、2月も同様の傾向が見られたという。
全米ワイン・スピリッツ卸売業者協会のフランシス・クレイトン最高経営責任者(CEO)によると、会員の卸売業者は、国産ワインの代替品を提供するなどして顧客飲食店のワインリストやカクテルメニューの刷新を支援しているという。





