攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
Iran War Bets Fuel Insider Trading Fears
ロイターが引用した取引所データによると、午前6時49分〜6時50分の間に、ブレント原油およびWTI原油の先物契約約5100〜6200件が取引され、想定元本は5億ドルを超えた。
トランプの投稿直後、原油価格は急落し、市場が開くと下落に賭けていたトレーダーは大きな利益を手にした。これは単なる巧妙なギャンブルだったのか。
イランがホルムズ海峡を事実上封鎖して以降、原油価格は年初と比べて約60%上昇し、現在は1バレル約100ドル前後となっている。戦争の長期化に関する予測が変わるたびに価格は乱高下した。
しかし23日の動きはそれを上回るもので、契約量は通常の同時間帯の少なくとも8〜10倍に達した。この規模とタイミングは、多くのアナリストに疑念を抱かせた。
商品調査会社Xアナリスツの主任石油アナリスト、ムケシュ・サーデブ氏はBBCに対し、その23日朝の時点では米国とイランの協議開始を示す兆候は一切なかったと述べた。
「それにもかかわらず、原油価格の下落にこれほど大きな資金が投じられたことは疑問を呼ぶ」と、同氏は語った。
現時点でこれらの取引が違法だったとする公的な証拠はなく、規制当局が個人の不正行為を指摘した例もない。





