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「トランプにノーベル賞」がアリな理由――天敵ヒラリーでさえ絶賛したすごい成果
ロシアのプーチン大統領は、トランプが今回の件でノーベル平和賞を受賞しなかったことは同賞の信頼性を大きく傷つけたと語った。ただし、トランプが本当にノーベル賞を受賞するとしたら、その決定打になる人物はプーチン自身だろう。
トランプは10月16日、「2週間以内に」両者がハンガリーの首都ブダペストで会談することに合意したと発表している。もしトランプがウクライナ問題でも何らかの実のある成果を上げれば、ノーベル賞委員会は平和賞の授与を迫る強い圧力にさらされるだろう。トランプはプーチンとの会談合意の直前、インドにロシア産原油の購入を停止させたと自慢し、ロシアのエネルギー輸出を標的にした発言を強めた。
ロシア経済が深刻な変調の兆しを見せ始めた今、このアプローチはプーチンを本気で不安にさせるかもしれない。米民主党のジョン・フェッターマン上院議員は、ガザとウクライナの両方の問題が解決すれば、トランプへのノーベル賞授与運動の先頭に立つと公言している。
とはいえ、リベラルな民主主義者のヨーロッパ人から成るノーベル賞委員会が、ベネズエラに先制攻撃まがいの圧力をかけるだけでなく、自国のポートランド、シカゴ、首都ワシントンに軍を送ったり送ろうとしているトランプへのノーベル賞授与を本気で考えるだろうか。しかも同委員会は、トランプが時代遅れと評した欧米主導の戦後世界秩序を擁護する立場を維持している。






