「奇妙な感じだ」――新作ドラマ『メイフィールドの怪人たち』で際立つ、ジャック・ホワイトホールの不穏なユーモア
Familiar New Territory
スタンドアップコメディーは全てにつながると語るホワイトホール TREVOR LEIGHTON
<往年のホラーコメディー映画のリメーク版に漂うのは、笑いだけでなく、居心地の悪い緊張感──(インタビュー)>
イギリス人コメディアンのジャック・ホワイトホールは、1989年にトム・ハンクスが主演したホラーコメディー映画をリメークした新作ドラマ『メイフィールドの怪人たち』(原題:「The 'Burbs」、全8話・2月から米動画配信サービス「ピーコック」で配信)で、ひたすら笑いを取る代わりに「良い意味の緊張感」を醸し出している。
ホワイトホールとキキ・パーマーが演じる新婚夫婦は、夫の故郷である郊外の小さな町に越してくる。新しい生活は思いも寄らぬことに......。
近所付き合いという「居心地の悪い領域」で右往左往する役どころは、彼にとって意外にもなじみ深い設定だ。
「私はロンドンの郊外で育った。典型的な郊外の通りに不気味なビクトリア朝の家があって、幽霊みたいな人が住んでいた。まあ、私の父親のことなんだけどね」
自身の父マイケルについては、2人で世界各地を訪ねた旅番組『ジャック・ホワイトホール:父子二人旅』(原題:「Jack Whitehall: Travels with My Father」、全5シーズン・ネットフリックスで配信)が今も多くの人を楽しませていることを喜んでいる。「父とあんなふうに過ごせて本当に幸運だった」
スリラーシリーズ『マリス~悪意のワナ』(原題:「Malice」、米アマゾンプライム・ビデオで配信)の撮影もあり忙しい身だが、父は父で忙しく、息子の相手はしてくれないと嘆いてみせる。「今では自分のポッドキャストまであるんだから!」。本誌H・アラン・スコットが話を聞いた。
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