コラム

家がゴミ屋敷に... ガラクタをため込む亡き母親の恋人に困っています

2022年07月06日(水)20時15分

A:お母さんが誰かの面倒を見るつもりだったとしても、子供がその人の面倒を見る義務はありません。男性が約束を守らず、家を汚くしているのであれば、なおさらです。あなたたちの選択肢は2 つです。男性が住み続けるのを許すか、退去させるかです。いずれの場合も、不動産専門の弁護士に相談したほうがいいと思います。

住み続けるのを認める場合は、男性と家の賃貸契約を結ぶべきです。そうすれば、契約を守らない場合に立ち退きを要求できます。それを恐れて男性は片付けに着手するかもしれません(そうなる保証はありませんが)。最初の片付けを手伝えば、これが立ち退きを回避するための最後のチャンスだと理解させる効果も期待できます。

今すぐ立ち退かせると決めたとしても、私はあなたを非難するつもりはありません。ぜひ専門の弁護士に相談してください。幸運を祈っています。

── アシーナ・バレンタイン(コラムニスト、スレート誌人生相談員)

©2022 The Slate Group

<本誌2022年7月12日号掲載>

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