米11州、ネトフリのワーナー買収案巡り調査要請 市場集中懸念
米ネットフリックスのロゴを映したスマートフォン。2022年4月撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[25日 ロイター] - 米動画配信サービス大手ネットフリックスによるメディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の買収提案を巡り、米国11州の共和党系司法長官らが米司法省に徹底的な調査を行うよう要請していたことが分かった。同提案が米国の映画市場における優位性を脅かすとした。ロイターが入手した書簡で明らかになった。
司法長官らは司法省に対し、同提案がストリーミングサービスの利用者や劇場公開映画の市場にどのような影響を与えるかを精査するよう要請。この買収は「不当な市場集中を招き、競争を阻害する可能性が高い」とし「その結果、全ての米国の消費者に不利益をもたらす」と書簡で述べた。
ワーナーを巡っては、ネットフリックスがスタジオとストリーミング資産を1株当たり現金27.75ドル(総額827億ドル)で買収する提案を行っており、パラマウントによる最新の提案に対抗する権利を有している。こうした中、メディア大手パラマウント ・スカイダンスが24日、WBDに対する買収提案額を引き上げたことが分かった。パラマウントの修正案には条件改善や資金調達強化が含まれ、ワーナー取締役会は動画配信大手ネットフリックスとの合意より優れた取引になる可能性があると判断したものの、最終決定には至っていない。





