仏政府、トランプ氏親族の米大使を面会禁止か 極右活動家殺害巡る発言で
写真はチャールズ・クシュナー駐仏米大使。2022年7月、米ニューヨークで撮影。REUTERS/Brendan McDermid
[パリ 23日 ロイター] - クシュナー駐仏米大使が、仏政府当局者との面会を禁止されたことが分かった。先週発生した仏極右活動家の殺害事件に関する発言を巡り、仏外務省の呼び出しに応じなかったためという。外交筋が23日明らかにした。
極右活動家カンタン・デランク氏が極左活動家らに暴行されて死亡した事件を巡り、米大使館と米国務省のテロリズム対策当局は事件を注視していると表明。「暴力的な急進左派が台頭している」と警告し、公共の安全に対する脅威として扱うべきだとXに投稿していたた。
外交筋は、事件は仏における国民的議論にのみ関係するもので、第三者がこれを利用することは容認できないと指摘した上で、クシュナー氏は外務省の呼び出しに応じなかったと述べた。仏政府側は、クシュナー氏が国を代表する大使に対する基本的な期待を明らかに誤解している状況を受け、同氏に今後、仏政府関係者への直接的な接触を認めないことにしたという。
クシュナー氏はトランプ大統領の娘婿の父。仏政府の呼び出しに応じなかったのは2回目で前回2025年8月は、仏国内の反ユダヤ主義的行為の増加に懸念を示し、仏当局の対応不足を批判したことで、仏外務省に説明を求められていた。





