ニュース速報
ワールド

メドベージェフ氏、トランプ氏を称賛 米潜水艦の脅威に疑問呈す

2026年02月02日(月)09時10分

写真はロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長(前大統領)。1月、モスクワで撮影。提供写真。Dmitry Medvedev's Secretariat/Handout via REUTERS

Guy ‍Faulconbridge

[モスクワ 1日 ロイタ‌ー] - ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長(前大統領)はトランプ米大統領について、平和‌を追求する有能な​指導者と称賛した。また、トランプ氏が派遣を命じたとする原子力潜水艦の形跡は確認されていないと述べた。

メドベージェフ氏はモスクワ郊外の自宅で、ロイター、タ‌ス通信、ロシアの戦争ブロガー「ウォーゴンゾ」のインタビューに応じた。

1日に公開が許可された同インタビューで、同氏はトランプ氏がロシアにとってプラスかマイナスか、またトランプ氏が何らかのロシアの工作員であるという根拠のない憶測について問われ、米国民がトランプ氏を選出したとし、ロシアはその決定を尊重​すると述べた。

また、米国の既成勢力に⁠抵抗するトランプ氏の勇気を称賛し、トランプ氏が時‍折見せる「無鉄砲な」スタイルは「効果的」だと評した。

メドベージェフ氏は「彼は感情的な人物だ。しかし、彼の行動によって混乱が引き起こされると一般的に言われるが、必ずしも‍真実ではない」と指摘。「この背後に完全に意識‍的で‌有能な方針があることは明らかだ」と述‍べた。

「トランプ氏は平和推進者として歴史に名を残したいと思っており、本当に努力している。だからこそ、米国との接触ははるかに生産的になった」と語った。

トランプ氏は昨年8月、メドベ⁠ージェフ氏が「極めて挑発的」な発言をしたとして、原子力潜水艦2隻を「適切な海域」に⁠配備するよう命じたと明ら‍かにした。

メドベージェフ氏はこれについて、「われわれはそれら(米潜水艦)をまだ確認していない」と述べた。

ま​た、ロシアがウクライナ戦争で「間もなく」軍事的勝利を収めると述べたが、重要なのはさらなる紛争を防ぐことであり、「これをできるだけ早く実現させたい」とした。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

インド予算案「画期的でない」とムーディーズ、減税に

ビジネス

香港証券監督当局、IPO申請の「重大な不備」指摘 

ビジネス

ディズニーCEO、任期満了前に退任の意向 WSJ報

ビジネス

物価対策は焦眉の急、次の利上げ「タイミング逃さず」
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 2
    関節が弱ると人生も鈍る...健康長寿は「自重筋トレ」から生まれる
  • 3
    世界初、太陽光だけで走る完全自己充電バイク...イタリア建築家が生んだ次世代モビリティ「ソラリス」
  • 4
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 5
    中国がちらつかせる「琉球カード」の真意
  • 6
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 7
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 8
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 9
    【銘柄】「大戸屋」「木曽路」も株価が上がる...外食…
  • 10
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 7
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 8
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 9
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 10
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中